Love

今月のメッセージ

教皇メッセージ



    教皇フランシスコ祈りについての連続講話

      被造物の神秘

 創造についての偉大な聖書の物語が記された時代、イスラエルの民は幸せに暮らしていたわけではありません。敵の勢力に占領され、多くが追放され、メソポタミアで捕囚状態にありました。もはや祖国も、神殿も、社会生活も宗教生活もありませんでした。何もかも失ったのです。

 それでも彼らは、創造の物語に基づき、自分たちを創造してくださった神をたたえ、感謝する意義を再び見いだし始めました。祈りは希望の第一の力です。祈れば、希望はどんどんふくらんでいきます。祈りは希望への扉を開くとも言えるでしょう。希望は確かにそこにあり、祈ることによってその扉を開くのです。祈る人は、根本的な真理を大切にしているからです。祈る人は、最初は自分自身に、それから他の人々にその真理を繰り返し語りかけます。それは、たとえ労苦や試練に見舞われても、たとえ苦しい日々を送っていても、いのちは驚くような恵みに満ちているという真理です。だからこそ、いのちはどんなときにも守られ、大切にされるべきなのです。

 祈る人は、希望は失望よりも強いことを知っています。祈る人は、愛は死よりも強いと信じています。そして、いつどのようにかは分からなくても、愛は必ず勝つと確信しています。祈る人は顔に映える光を輝かせます。たとえ漆黒の闇にいても、太陽は決して彼らを照らすのをやめないからです。たとえ闇に覆われても、たとえひどく苦しんでいても、祈りはあなたを照らします。あなたの魂を照らします。あなたの心を照らし、あなたの顔を照らします。

 わたしたちは皆、喜びの運び手です。そのように考えたことがありますか。あなたは喜びの運び手ですか。それとも、悲しみをもたらす悪い知らせの方を好みますか。わたしたちは皆、喜びを運ぶことができます。このいのちは神が与えてくださった贈り物であり、悲しみや苦しみで使い果たしてしまうには短すぎます。神をたたえ、生きていることを素直に喜びましょう。宇宙を見つめ、その美しさを見つめ、それから自分の十字架を見つめて言いましょう。「それでもあなたはそこにおられ、わたしたちをこのようにご自分のためにお造りになりました」と。

 神に感謝し、神を賛美するよう導く心の動きを感じ取らなければなりません。わたしたちは、偉大なる王、創造主の子どもです。すべての被造物の中にそのかたの名を読み取ることができます。現代のわたしたちは被造物を大切にしていませんが、その被造物には、愛のために創造してくださった神の名が刻まれています。このことをわたしたちがより深く理解し、「ありがとう」と言えるよう主が導いてくださいますように。この「ありがとう」は、一つの美しい祈りなのです。

                        2020年5月20日一般謁見演説


日本カトリック司教協議会
「すべてのいのちを守るための月間」
       設置について


 わたしたち司教団は、教皇フランシスコの訪日にこたえて、毎年9月1日~10月4日を「すべてのいのちを守るための月間」と定め、今年から実施することにいたしました。おりしも教皇は、エコロジーをテーマとした回勅『ラウダート・シ』の発表から5年目を迎える今年、5月16日~24日を「ラウダート・シ週間」と定め、「地球の叫びと貧しい人々の叫びはこれ以上待つことはできません」と、環境危機に対処するための緊急アピールを繰り返しておられます。

 しかし世界では今、新型コロナウイルスの感染阻止のため、まさに「すべてのいのちを守るため」に、すべての人が闘っています。初回の「すべてのいのちを守るための月間」においては、まず一人ひとりが感染防止のための努力を継続するとともに、社会活動が制限されるなか経済的にも精神的にも困窮している人々への支援を行い、またできる範囲で環境保護のための運動も展開していきたいと思います。ご協力をよろしくお願いいたします。
    2020年5月9日
      日本カトリック司教協議会 会長 長崎大司教 髙見 三明

Ⅰ. 趣旨と目的
 日本の司教団は、日本訪問で教皇フランシスコが発信されたメッセージに応えるため、毎年9月1日~10月4日の1カ月余りを「すべてのいのちを守るための月間」とすることとしました1。すべてのいのちを守るためには、ライフスタイルと日々の行動の変革が重要であることはいうまでもありませんが、とくにこの月間に、日本の教会全体で、すべてのいのちを守るという意識と自覚を深め、地域社会の人々、とくに若者たちとともに、それを具体的な行動に移す努力をしたいと思います。  (中略)
 
Ⅱ. 期間:2020年9月から実施
 毎年9月1日~10月4日(アシジの聖フランシスコの記念日)

Ⅲ. 具体的な取り組み
毎年9月第一日曜日(被造物を大切にする世界祈願日)に、全国で一斉に祈り、各共同体単位で具体的な行動を起こす。
期間中、「すべてのいのちを守るためのキリスト者の祈り」(2020年5月8日 日本カトリック司教協議会認可)を唱える。
地球環境の実態について学習し、エコロジー教育を推進する。
行政、自治体、環境保護団体などと連携して活動する。
上記について、今必要な行動・活動例
①資源の消費・浪費・廃棄量の削減(水・電気・食料など)
②化学物質を含む洗剤やプラスチック製品等の環境汚染物質の不使用、使用
 
量の削減
③美化活動(海浜、里地里山、街中など、身近な場所でのゴミ拾い・清掃)


  
 「新型コロナウイルス感染症に苦しむ世界のための祈り」
          2020年4月 日本カトリック司教協議会認可

    
すべてのいのちを守るためのキリスト者の祈り(カード=表裏)

Papa' Crest
フランシスコ教皇訪日記念ミサ

『今月のメッセージ』 2020年 9月


信仰を伝える力を育てる部門

             カトリック清水教会 
信徒 村岡明代

キリストの復活

 三つの部門の活動が始まったのは2011年と聞いていますが、正直私はこれまで部門の活動には消極的でした。それはすでに活動していた「モニカ会」は、かつては婦人会と呼ばれてきて歴史が長く、教会内の色々なことをお手伝いしたり年1回の巡礼を企画したりと一年を通して次々に仕事をこなさなければならず、それ以外の活動に手を出している時間がなく(というのは言い訳で、部門活動では何をやって良いのかよくわからなかったからということもありましたが)気付けば部門の活動は9年目になっています。

 その間2008年秋からは、当時の主任司祭の呼びかけで清水教会のホームページを立ち上げ、主にそちらにかかわって来ました。幸いなことに、その頃教会内にパソコン教室の先生がおられて、「管理人」として細かい作業を一手にやって下さったので、私たちは記事を書いてメールで送ったり、写真を撮って添付したりしていました。するとその日あるいは翌日には見出しと共に文章や写真がきれいにレイアウトして掲載され、信徒の方々からも「見たよ!」「良かったよ。」などと声を掛けていただいたり、信徒ではない方が「ホームページを見たので来ました。」と教会を訪ねて下さるのが励みとなり10年経過しました。今は静清地区5教会合同のホームページに移行して2年が経ち、一度に5つの教会の情報が得られるようになりました。(念のため言っておくと、「管理人」さんは「もう年だからもう教会のお手伝いを卒業する」とのことで、いまはホームページにはかかわっていませんが、お元気にしています)

 そんな訳で部門の活動とは距離を置いていた私ですが、どういう訳か昨年に清水教会での「伝える部門」の代表にされ、また今年にはなぜか静清地区での「伝える部門」の代表になってしまい、自分でも戸惑っているところです。それで、「信仰を伝える力を育てる部門」はどんなことをする部門なのか、教会の友人に頼んで教区が発行している冊子をかき集め、日々思い悩んでいたところ、去る7月27日にイエズス会の植栗神父様が兵庫県でのお仕事の帰りに草薙教会に立ち寄って下さるとの情報が。植栗神父様は以前清水教会の黙想会にも見えて下さったことがありますが、霊性の研究や黙想の指導で全国を飛び回っておられます。今回は県西部地区の祖父江さんの口利きで、神奈川県で行っているいくつかの講座の説明と、その中から何か静岡県でも実施することができるのかというお話をして下さいました。これからどのような道を行けば良いのか迷っていたときにこのような機会があり、一筋の光明が見えた気持ちになりました。
 
 神奈川県では県内7つの地区がひとつとなって20以上の養成講座や交流会をやっているそうです。県全体でやるとお手伝いの人材や経済的にも良いとのこと。それを静岡県に置き換えると、県内が一つになってやるにはまだ準備期間が必要ですが、静清地区として何かひとつでも来年くらいから講座を始めることができれば良いので、これから部門の中で検討していくつもりです。今後ともよろしくお願いします。

 最後に、7月27日は、これまで面識もなかった祖父江ご夫妻も磐田から駆けつけてくださり、自分ではコンタクトも出来ない植栗神父様がいらっしゃって下さるなどと、何か見えない力を感じた一日でした。

ブローニュの聖母

清水教会 ブローニュの聖母

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     静清地区 5教会

更新履歴

2018.05.01

新規公開しました。

カトリック静清地区共同宣教司牧委員会